Cross Talk
社会で使われる無人機を、自分たちの手で。
設計エンジニアと事業開発が語る、ハマの「爆速のPDCA」と「社会への還元」。
これまでの経歴と、ハマへの入社のきっかけを教えてください。
小学生の時にテレビで鳥人間コンテストを見たのが、すべての始まりです。「大学生があれだけ大きな飛行機を作れるなら、自分にもできるはずだ」と直感し、それ以来ずっと飛行機の設計を志してきました。大学では念願の鳥人間チームに没頭し、新卒で大手自動車・航空宇宙メーカーに入社して、無人機の開発部門で約5年間働いていました。ハマへ転職した直接のきっかけは、ハマのメンバーとプライベートでソーラープレーン(太陽光で飛ぶ航空機)を共同開発していたご縁からです。もともと「いつか社会で実際に使われる無人機を、自分の手で開発して社会実装したい」という強い思いがあり、意思決定の早いベンチャーの方がそのサイクルを圧倒的に素早く回せるという確信があったため、転職を決意しました。前職の同期からは「お前は大企業に向いていないよね」と笑われましたが(笑)、温かく送り出してくれた仲間たちには本当に感謝しています。
佐藤さんの入社のきっかけは?
私は建設機材メーカーのグループ会社で卸営業を5年ほど経験した後、海外留学を経て、通信商材ベンチャーで組織の立ち上げや組織開発に携わっていました。転職の理由は、40歳という節目を前に「これまでとは全く違う文脈の経験をしてみたい」という挑戦心が一番大きかったからです。それまでの仕事もやりがいはありましたが、自分の介在価値や、自分の仕事が社会のどこに繋がっているのかが見えにくい部分もあり、次は「社会への貢献がダイレクトに実感できる場所で働きたい」と考えていました。そんな時に転職サイトでハマを見つけ、彼らが挑んでいるテクノロジーの可能性とスケールの大きさに一目惚れして応募しました。
以前の大きな組織との一番の違いはどこにありますか?
一番大きいのは、開発サイクルの圧倒的な速さです。前職の大企業では、たった一つの部品や機材を購入するのにも、何重もの承認プロセスを通す必要がありました。そのため、開発現場が「今、本当に欲しいタイミング」で検証データが取れないまま、設計がずるずると進んでしまうことが多かったんです。ハマでは、良いと思ったものは「すぐ買って、すぐ試して、そのデータをその日のうちに設計に反映する」という爆速のPDCAが回せます。ものづくりとして、これが本当に健全だし気持ちいいですね。入社当初は「え、ここまで上司の確認なしで自分の裁量で進めちゃっていいの?」と、前職とのギャップに戸惑う瞬間もありました(笑)。
ビジネスサイドから見た環境の違いは?
私は前職までで、社内向けの調整や目的の見えない「社内営業」のような業務に時間を使うのがあまり得意ではなかったので(笑)、目的に向かって一直線に走れるハマの環境は最高に性に合っています。「何のための仕事なのかよくわからない」という無駄な時間が格段に少なく、1日の仕事の密度が以前とは比べものになりません。一方で、スタートアップとしての「スピード」と、命に関わる航空機としての「品質」。この2つの高度なバランス感覚を現場で掴んでいくプロセスが、今の私の大きな挑戦であり、面白さでもあります。
「設計」と「事業開発」、どのように連携されているのですか?
エンジニアというのは、どうしても「自分が作りたいもの、最高だと思う技術」が先行してしまいがちです。だからこそ、佐藤さんのように「市場や顧客は今、何を求めているのか」という冷静な視点でプロダクトを見てくれるパートナーが隣にいるのは、ものすごく心強いし、ありがたいですね。それぞれの専門分野がある程度独立している分、意見が衝突することは全くありません。むしろ、お互いの知見を持ち寄り、パズルのピースを組み合わせるようにプロダクトをビジネスへと昇華させていく、非常にエキサイティングなフェーズだと感じています。
佐藤さんから見た連携は?
私の役割は、お客様からの要求と、中谷さんたち技術側の間を取り持つ「架け橋」だと思っています。ハマの飛行艇型UAVという唯一無二の手段を使って、社会の課題をどう解決し、どう貢献していくか。その「未来のストーリー」をビジネスとして描き、技術的なエビデンスで裏付けていくのが私の仕事です。入社してまだ2ヶ月半なので、航空技術についてはこれから学ぶことばかりですが、中谷さんたちエンジニア陣がいつもリスペクトを持ってプロの知識を教えてくれるので、毎日が新しい発見に満ちていて本当に刺激的ですね。
社内の雰囲気はいかがですか?
心理的安全性が極めて高い会社です。だからこそ、若手であっても「これ、もっとこうしませんか?」という純粋な技術的提案をストレートに言えます。この良好な人間関係の中で、余計なストレスなく開発に集中できている環境は、ハマの隠れた最大の強みだと思っています。
佐藤さんが感じる雰囲気は?
一人ひとりがプロとしての強い責任感を持っているのが印象的ですね。組織が大きくなると、面倒な仕事を周囲に押し付け合ったり、避けるような動きをする人が出てきがちですが、ハマにはそれが一切ありません。全員が「プロダクトを良くして、社会に届ける」という共通の目的に向かって動いているので、もしどこかに抜け漏れや落ちそうなボールがあれば、誰かが自然と「ここ、私が拾いますね」と声を掛け合います。このポジティブで主体的な雰囲気が、社内をいつも明るくしていると感じます。
どんな方と一緒にハマの未来を創っていきたいですか?
技術的な専門性で言えば、解析系(空気力学や構造解析など)が得意なエンジニアが来てくれたら嬉しいですが、それ以上に今の「お互いを尊重し合える素晴らしい人間関係」を何より大切にしたいと思っています。ですので、技術への情熱を持ちつつ、周囲へのリスペクトを忘れない方と一緒に開発ができたら最高ですね。
佐藤さんから応募者へのメッセージを。
ドローンや無人航空機の業界は、世界的に見てもまだ成熟しきっていません。だからこそ、これからまさに自分たちの手で「スタンダード」を作っていけるエキサイティングな領域です。既存の枠にとらわれず新しいものに挑戦したい方、目的に向かって実直に動ける方に、ぜひ来ていただきたいですね。多様なバックグラウンドを持つ方々が仲間に加わり、そこで化学反応が起きて新しいアイデアが生まれるのを、今からとても楽しみにしています。
Profile
中谷 俊介
第二開発部
大学時代に鳥人間チームで機体設計に没頭。新卒で大手自動車・航空宇宙メーカーに入社し、無人機の開発部門で約5年間の経験を積む。よりスピード感のある社会実装を求め、ハマへ転職。現在は設計エンジニアとして、固定翼機の開発・設計の中核を担っている。入社1年1ヶ月。
Profile
佐藤 航
事業開発部
建設機材メーカーでの卸営業を5年間経験後、海外留学を経て、通信商材スタートアップの立ち上げや組織開発に従事。40歳を前に「社会へのダイレクトな貢献」を志しハマへ転職。現在は事業開発として、官公庁や顧客のフロント対応、および技術側と顧客を繋ぐ架け橋役を担っている。入社2ヶ月半。